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Canon越しの世界

スウェーデンでの生活を、自分の目とカメラを通して、ゆるく発信していきます

無事に、はたちになれました。

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誕生日は1週間以上前のことですが、書いておきます!

たくさんのお祝いのメッセージ、本当にありがとうございました。

ひとつひとつのメッセージを読みながら、その人との時間を思い出して、あったかい気持ちになれました。嬉しかったです。

 

スウェーデンで迎えた誕生日では、友達とわちゃわちゃして、0:00になった瞬間ハッピーバースデーソングを歌ってもらい、20年前の誕生日にあげた産声みたいな声で泣きまくって、幸せすぎて死ぬ…と思ってたら、知らない間に死んだように眠ってました。

 

20才になって初めての朝、起きて机の上のワインやケーキやプレゼントを見て、またあたたかい気持ちがぐわぁっとこみ上げてきて、3度寝した…(日曜日でよかった)

 

はたちかぁ。

どうやったらおとなになれるんだろう。

少しずつおとなになっているのかな。

背伸びしておとなにならなくていいか。

こどもの部分もあるおとなになりたいな。

 

とか考えてたら、4度寝しそうになった。

 

私にたくさん影響を与えてくれる人、

いろんな世界を見せてくれる人、

くだらないことで一緒にゲラゲラ笑ってくれる人、

いつも励ましてくれる人…

 

本当にありがとう。


そして、20年間たくさん愛して私を育ててくれた親に、心から感謝です。

 

スウェーデンに来て、本当に私は親に恵まれていたんだなぁと実感します。

産んでくれて、育ててくれて、ありがとう。

って直接言えなかったけど、心からそう思ってるよ。

 

子育てに成功とか失敗とかないと思うけど、

私はこの2人に育ててもらってよかったなぁと思う。

 

私の親も、私が20歳にまるまでの子育て期間を楽しんでくれていたら、これからの私の成長を楽しみにしてくれていたら、嬉しいなぁ。

 

私が歩けるようになったとき、

文字を書けるようになったとき、

九九を全部言えるようになったとき、

かけっこで2位になったとき、

受験やめたいって言ったとき、

アフリカに行きたいと頼んだとき、

スピーチコンテストで賞を取れなくて悔し泣きしたとき、

友達とけんかしたとき、

恋が終わったとき、

バイト先に来てくれたとき、

進路に迷ったとき、

スウェーデンの留学が決まったとき。

 

そばにいてくれて、ありがとう。

褒めてくれて、話を聞いてくれて、一緒に喜んでくれて、涙を拭いてくれて、背中を押してくれて、

ありがとう。

 

20年間生きてきて、それなりに自分の軸ができてきて、

親を親だけじゃなくて1人の人間として見るようになって。

 

改めて、人間として好きだなぁと思いました。

 

 

誕生日は、プレゼントをたくさんもらってハッピーになる日、です。

20回目の誕生日も、友達からたくさんのプレゼントをもらって、おめでとうって言葉をもらって、嬉しかった。

 

でも、20回目の誕生日で、

誕生日という日は、自分を育ててくれた親に感謝する日。

そしてそれをちゃんと表現して伝える日でもあるんだなぁと思いました。

 

はたちになりました、じゃなくて、

はたちになれました、だね。

 

そう簡単になれるもんじゃない。

何事も当たり前って思っちゃいけないね。

 

そんなこんなで、はたちになれました。

思うことはたっくさんあるけど、ここらへんで。

 

これからもどうぞ、よろしくお願いします!

ブログ読んでくれている方、ありがとうございます!!

 

 

明日も、みなさんにとって、いい1日になりますように。

 

 

ポストを開けたらカレーのルーが入っていた話

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1月の始め。

フランスからスウェーデンに帰ってきて、ポストを開けたら、

カレーのルーが入ってた。

 

それと一緒に、一枚の手紙も入ってた。

頑張って書いたんだなってわかる日本語を見て、わかりました。

 

 

秋学期でアメリカに帰った、大切な友達、Spenserからでした。

 

 

手紙を読んでたら、あぁこんな友達を持てて本当によかったなぁ、ってSpenserとの思い出が涙となってぶわあああって溢れ出した。

 

 

彼は、本当に私とはまったく違うバックグラウンドを持った人だったんです。

 

 

パブで「ぼく、日本語しゃべれます

ってかなり流暢な日本語で話しかけられて、そこから仲良くなって。

 

 

日本語は独学で学んだの?って聞いたら、

「日本の米軍基地に3年間いたんだ、沖縄」って返ってきた。

日本にいた時、日本語を勉強して、沖縄の言葉も現地の人に教えてもらって、たくさんの日本人と仲良くなって、日本のこと大好きになったんだって。

 

 

たくさんの沖縄の言葉を、教えてくれました。

「にふぇーでーびる」は覚えておいたほうがいい、ありがとうって意味だよ。

一緒にカレーを食べながらそう教えてくれたのが、昨日のことのよう。

彼はカレーは簡単だからね〜って言いながら、よくアジアンショップで買った日本のカレー(インドカレーはあんま好きじゃないらしい)をふるまってくれてました。

 

 

日本が好き、日本に帰りたい、って何回も言ってた。

 

 

そして、日本のあとに韓国でも米軍として数年働いてたらしい。

毎日過酷な練習をしてて、ある日泥沼をほふく前進している時に、ふと

「軍隊やめよう、勉強したい」と思って、米軍基地の仕事をやめて、必死で勉強してアメリカの大学に入って、物理学を専攻して、ルンドに半年の留学に来たらしい。

 

 

本当に勉強したい、と思った人が来てるんだな、大学ってところは。

そう思わせてくれたのは彼でした。

 

 

「Spenserはなんで米軍基地で働こうと思ったの?日本には徴兵制がないし、そんなに軍隊とかで働くのが一般的ではないんだよね」

 

こんな質問を、キムチカレーを食べてる時に聞いた。

(カレーとキムチってすっごく合う!本当においしかった。)

 

 

「どこから話そうかなぁ…」

 

 

 

 

 

聞いてはいけなかったかな、と思わせるような間があった。

 

口の中のキムチが、ちょっぴり酸っぱくなった気がした。

 

 

「ぼくのお母さんは、メキシコからの移民で、お父さんはネイティブ・アメリカンだったんだ。だから、アメリカの社会のヒエラルキーの中だとね、かなり下のほうなんだ。」

 

ネイティブ・アメリカンって、アジア系だから、ぼくには髭があんまりないわけ。ほら。って、あごを指差した。他のヨーロッパの人に比べたら、たしかに全然ない。

 

「貧乏だったから、小さいとき病院に行けなかったんだ。アメリカは保険が高いから。ぼくは長男だったけど、下に兄弟は4人いるし、風邪をひいても、病気になっても、医者に診てもらうことはなかったんだよ」

 

お金がないと病院に行けない、保険にも入れない、道で死んじゃうかもしれない、そんな国なんだよアメリカは。

 

 

医療費が原因で自己破産する人がめちゃくちゃ多いって聞いたことあったけど、

それで命を落とす人がいるんだな…。


日本で生きていて、病院に行くことは私にとって普通のことだったし、医療費が中学3年生まで無料のところに住んでいたので、Spenserの話を聞いた時はびっくりしました。


目の前に座っているSpenserに「生きててよかったねぇ!」って言ったら、すっごく笑ってた。

 

 

彼は学校での成績がいつもビリから数えたほうが早いくらい悪くて、

みんなとはどんどん差が開いていって、クラスでは全く集中できなくて、

親が病気かと疑ったけど、病院にも行けず、

「できない子」となった。

 

 

そして、学校をドロップアウトしてしまい、軍に入ったんだって。

机の上で勉強しなくていいからね。って。

 

 

机の上に置いてあったタブレットが入ったビンに気づいた。

ビタミンD剤かな…?

 

これなに?って聞いたら、「薬だよ」って返ってきた。

 

 

Spenserはちょっと息を深く吸ってから言った。

 

ADHDって病気だってことが、数年前にわかったんだ。だから毎日この薬飲んでるの。

 

 

アメリカから持ってきたのがなくなったから、スウェーデンの病院で処方してもらったらしい。

 

 

ADHDって知ってる?

うん。知ってるよ。でもそこまで詳しくは知らないかな。

 

 

彼はその病気についていろいろ話してくれた。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)には多動性・衝動性・不注意の3つの症状があって、子どものとき発症することもあれば、大人になって発症することもある。

人によって度合いは違うけど、計画立てて順序どおりに物事をこなすのが苦手だったり、ひとつのことにずっと集中できなかったり、いろんなことを先延ばしにしてしまったり、忘れ物が多かったり。日常生活に支障がでてしまう病気。

 

 

 

もし、ぼくが小さい頃保険に入っていて、

病院に行って、医者に診てもらって、

病気だってわかってたら、

それか病気になってなかったら、

たぶん学校をドロップアウトすることもなかっただろうし、

軍隊にも入ってなかっただろうな。

人生、今とは全然違うものになってただろうな。


 

 ってキムチカレーを食べながらSpenserが言った。



でも、もしその病気になってなかったら、

ドロップアウトして、軍隊に入って、

いろいろなことを経験して、

日本に来て、韓国にも行って、

本当に勉強したいって思って、頑張って大学に入って、ルンドに来て、

私に会ってカレーを食べる、なんてことはなかっただろうね。

 

病気になってよかったかもね!

 

 

って私も水を飲んでから言った。

キムチカレー、ちょっぴり辛かった。



そんなことを話して、人生っておもしろーいって言いながら、2人でゲラゲラ笑ってた。

 

 

 

病気のことを、話してくれてありがとう、って言ったら、

 

 

聞いてくれてありがとう。

今日は、ハッピーな気分だから、薬は飲まないですむよ。


って言われた。

 

 

その言葉を聞いて、本当に本当に嬉しかった。心があったかくなった。

 

ありがとう、でいっぱいの時間でした。

 

 

彼、カリフォルニアでたくさんの日光あびてるんだろうなぁぁいいな。

 

 

いろんな世界を見せてくれて、Spenserありがとう!

 

おいしいカレー、作ります。

 

キムチも、今度入れてみようかな。

 

 

 

明日もいい1日になりますように!

 

 

北のヴェネツィア!美しすぎたストックホルム

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レポートに追われていますが、ちょっと休憩にブログ書きます。

 

読んでる方にとっても、このブログがほっと息をつく時間だったり、気晴らしになればいいなぁなんて思いながら。

 

ストックホルムに行ったときの写真、ぱーっとのっけます :)

 

 

ストックホルム、めちゃんこ綺麗でした。

ハッと息をのむ瞬間がたくさんあって、息をのんだあと、ちょっと深呼吸して、シャッターを切り、またその景色に目を向けて、はぁーってため息ついちゃうくらい、綺麗でした。

 

私の写真で伝わるかなぁ…ストックホルムの綺麗さ!

伝わるといいなぁ。

 

 

ストックホルムに留学しているトビタテ生の友達あつしとまゆなが、3日間案内してくれました!本当に素晴らしいガイド、ありがとうね!

 

まゆなは、本当に憧れのポジティブマンなんです。一緒に話してて、本当にわくわくするし、楽しい。自分のしたいこと、全部やってる、キラッキラしてる人。

首狩り族の方と一緒に暮らしたり、モンゴルの草原を駆け抜けたり、カナダにオーロラを見に行ってたり。話を聞いてるだけで、もうわくわくゲージがバーンと上がります。

 

 

あつしのことは前に書いたから省略!

 

 

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雪にズボッッと埋まった図。↑

行ったのは11月の中旬くらいで、雪がかなりたくさん降ったあとに行きました。

何十年ぶりかの大雪だーってみんな騒いでた!

 

雪は、ふわふわでした。倒れても全然痛くない、むしろ超ウェルカムってかんじで包んでくれました。服の中に雪が入って、ひゃあって叫びそうになったけど、ストックホルムマジックといいましょうか、全部オーライ!ってかんじになります。

 

 

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かまくらがあった。やっほー!

 

 

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雪が降ったあとの空気はピンと張っていて、体がきゅっと引き締められます。

 

 

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ドロットニングホルム宮殿バロック様式の、荘厳な宮殿。

北欧のヴェルサイユ宮殿って言われてるよ。世界遺産です。

 

 

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街全体が雪化粧してて、とっても上品。

 

 

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日曜日になると、スウェーデンの人はみんな家で家族とまったりするみたいです。

 

 

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行った時は、観光客が多かった!

ストックホルムは、”北のヴェネツィア”って言われてます。

たくさんの水に囲まれてて、小さな島が橋で結ばれてる街です。

 

 

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上を向くと、悠々と流れるうろこ雲。

 

 

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ここは、なんだろう。ふらっと入ったところ。お城だっけな。忘れちゃった。

 

 

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下を向いても、広い空。ダイブしたくなった。静かな空でした。

 

 

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空が深かったよ。

 

 

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石畳の道。歩き心地がいい。

水たまりに映る景色が全部違うから、ついつい水たまりを見つけては覗いてしまいまし。

 

 

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夕日を浴びてる、建物たち。

 

 

 

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ノーベルミュージアム!入ってないけど、大広場にどーんとありました。

火曜日の夕方5時から8時までは無料らしいです。

ノーベル賞は、アルフレッド・ノーベルさんっていう発明家の遺言によって作られた賞。ノーベルさんはスウェーデン人で、ノーベル賞の授賞式は毎年ストックホルムで行われます。この博物館の中では、受賞者が式の後に晩餐会をするらしい!

 

 

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おいしいバケット食べた。1000円以上したけど、それが普通らしい。

ルンドから来た田舎っぺにはかなり高く思えたけど…!

シティボーイとシティガールは、なんか垢抜けてた!移動はすべて電車らしい。

東京にいるときは電車で移動することは当たり前だったんだけど、ルンドに来てから空港行くときくらいしか電車を使わなくなって、毎日電車で学校に通う生活が遠いかなたにいってました。

 

ルンドの中は全部自転車で行けるくらい小さな街なんです。交通費かからないよん。

雨降ってもバスは使わず、雨に叩き打たれながらチャリを激漕ぎしてます・・・!

 

 

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ストックホルムの地下鉄!

ストックホルムにはちょうど100の駅があって、

駅ひとつひとつがモダンユニークなアート。

 

 

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燃えるような赤。

このストックホルムに張り巡らせれた地下鉄は、「世界一長い美術館」って言われてます。105.7kmあるんだって!

 

 

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れいんぼーーーう!電車待ってる時間も、全く長く感じない。圧巻。

 

 

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小さな音楽、発見!

 

 

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アートが身近に感じます。

 

 

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left とか、左 とか、文字だと味気なくなる標識も、

こんなかんじで指差してくれたら、ちょっとハッピーになりますね!

 

 

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ガムラスタンっていう旧市街。本当に綺麗です。

ぜひ行ってみてください、絶対行ってください。

 

 

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夕方になると、こんなかんじであたたかいランプの光に包まれます。

 

 

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これは夜に撮った写真。道が細くて、迷路みたいになってる!

ちょっとぶれちゃった。

 

 

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私がストックホルムで撮った写真の中で、一番好きな写真!

スウェーデンの国旗が、いいかんじに建物のオレンジに映えてる。

 

 

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写真見て余韻に浸ってたら1時間半も経ってたあああ!!

休憩のつもりが!ついつい写真にうっとりしちゃった…。

 

 

2月は、大好きな友達に会いに、ロンドンに行ってきます!

旅をモチベーションに、レポート頑張ります。

 

 

明日もいい1日になりますように!

 

フィンランドの学校に視察しに行ってきたよ!③

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待ちに待った、お昼の時間!

教室で食べるのではなく、食堂のようなところに行って食べます。

 

 

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今日はトマトソースのパスタ。

食堂のおばちゃんは、フィンランドにもいました!優しくよそってくれました。

 

 

ベジタリアンの人のためのパスタがあるのを見て、あぁヨーロッパだなぁって思った。

友達が日本に来た時、「ベジタリアンの料理がなくて困った」って言ってたなぁ。

ちなみにスウェーデンでも、ベジタリアン用、ビーガン用、などけっこう種類が豊富です。

 

 

日本にいるとあまり感じないけど、

宗教が違えば、育った環境が違えば、食べるものも違うんだよなぁ。

 

 

学年によってお昼ごはんの時間がずれています。

早くしないと他の学年が来ちゃう!ってかんじで、最後のほうはみんな駆け足でぱくぱくと食べてました。

 

 

とってもおいしかった!ごちそうさまでした。

 

 

4時間目は、religionの授業。

こんなにいろんな国から来てていろんな宗教を信じている生徒たちがいるクラスで、どんな「宗教」の授業が行われるんだろう…?

 

宗教のクラスの時間になったら、みんながぱーっと分かれました。

キリスト教の中でも、プロテスタントカトリックに分かれていて、ヒンドゥー、そして倫理の4つのクラスに分かれています。おお、分かれるのか!

 

 

キリスト教のクラスに行ってみました。(カトリックのクラスだったと思う)

もちろん机はグループになっています。

先生が「今からみんなひとつfairy tale(作り話)を考えて。なんでもいいよ。」と言いました。

数分の沈黙のあと、先生が「じゃあ、どんなお話ができたかな?」と生徒を当てていきます。

 

そのあと、「プリンセスが出てきた人ー」と先生が聞き、数人の女の子が手を挙げました。

「兄弟の話の人ー」けっこう多い人数の生徒が手を挙げました。

「戦いがあった人ー」男の子が手を挙げました。

 

 

んー宗教となんの関係があるんだろうなぁーーって思っている時、

 

先生が「話のなかで、3が出てきた人。3人の人だったり、3日間の話だったり、なにかしら3が関係ある人ー」って聞きました。

 

かなりの人数の子が手を挙げたので、びっくり。

 

3が関係している話って、たしかに多いかも。

3匹の子豚とか、シンデレラにも3人の意地悪な女が出て来るし、ハリポタもロンとハーマイオニーの3人組だし(?)!

とにかく西洋の童話には3が関係する話が山ほどあるそうです。

 

 

「3って多くの話の中でけっこう大事な数字。

聖書の中でもたくさん出てくるね。」

 

そして先生は、キリストが生まれた時、3人の賢者が贈り物を届けたという話をはじめました。

 

 

はぁん。こうやって聖書の授業に入っていくのか。

 

 

予測不可能な授業の展開。

生徒たちも飽きないわけだ。

 

 

「はい、じゃあ聖書開いて〜今日は新約聖書ルカによる福音書の第何節を読みます〜」という私が想像していた聖書の授業の始め方とは全然違った!

 

そのあと先生は、前回学んだことをみんなとおさらいして(なに話してたか忘れた)、聖書の一部の話が書かれた紙をグループごとに配り、生徒はわちゃわちゃと話し始めました。その紙の内容を要約するみたい。

 

出エジプト記とか、サルゴンの話とか、ノアの方舟の話などなど。

 

それを発表した後、みんなでキリスト教イスラム教の違いを、iPadを使って調べてました。

 

話し合ってーと先生が言うと、みんな床を取りに行きます。笑

みんな床に座って話す方が好きみたいです。

 

椅子に座って机で作業することに慣れてしまっている私にとって、授業中に床に座ったり寝そべりながらグループワークをしている姿は、すごく新鮮でした。

 

楽しく、かつ楽に(姿勢や態度をそこまで強いられることなく)学べる環境って素敵だぁ。

 

 

他のクラスは、ethic(倫理)というクラスでした。他の宗教を信仰している子だったり、特に宗教信じてないよって子のクラスかな。

みんな「MY HERO」について語っていました。

僕のヒーローは、イブラヒモビッチです。とスウェーデンの男の子。

私のヒーローは、マララ・ユスフザイです。とスリランカの女の子。

 

パワポを使いこなしながら、みんなミニプレゼンをしていました。

 

ヒンドゥーのクラス行ってみたかったなぁ…!

 

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図書館。写真の中にいるのはたぶん中学生。中学生以上にも見えるけど…!

広くて、スッキリしてました。

 

 

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視察に受け入れてくださった先生と。

本当にありがとうございました!!!

(私の靴下がすごくダサいのは気にしないでください)

 

 

フィンランドでは、先生になるのはかなり大変。すっごく難しいみたいです。

それだけ高いレベルが求められます。

 

ソ連が崩壊してから、ソ連にかなり頼っていたフィンランドは不況に陥りました。

国をどうにかして立て直さねば…!ということで、フィンランドがお金を投資したのは、人材育成。フィンランドは資源が乏しいので、人が大事な資源。これはスウェーデンでも同じです。国民の数が少ないので、ひとりひとりの力が本当に大事になってきます。そしてまずは教育に投資して、人を育てて、IT産業などを生み出し、国際競争で太刀打ちできるほどの国力をつけようとしました。

 

通信インフラやスマホで有名なノキアは、フィンランドの会社です。

 

教育に投資すれば、国もパワフルになるんだなぁ。

 

 

教育に力をいれている国に行って、ユニークな授業をしている先生の授業に入ることができて、よかったです。

 

 

そして、ゆきな、本当に本当にありがとう。

インターンで忙しい中、時間を割いてくれて、おいしい料理作ってくれて、とってもいい時間を過ごせたよ!

 

ゆきながクラスの生徒みんなから愛されてるのがバンバン伝わってきた1日でもありました!

同じトビタテ生がこうやって頑張っているのを見ると、わああああ私ももっと動こう!!って思わされます。

 

 

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1日の視察を終え、帰るかぁって思った時に、壁に貼ってあったこの紙に気づきました。

 

 

THINK

Is it TRUE?

Is it HELPFUL?

Is it INSPIRING?

Is it NECESSARY?

Is it KIND?

 

これは、本当かな?役に立つのかな?ハッとさせることができるのかな?必要かな?親切かな?って、なにかに疑問を持った時、自分の頭でTHINKすること、大事だなぁ。

 

 

私も、自分の頭でたっくさん考えようと思いました。

日本にいる時、あんまり自分の頭で考えてなかったかもな、と気づいたりもしました。

 

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1日のフィンランドの学校の視察。

いろんなことを学びました。楽しかった。

本とかネットの情報より、こうやって現場に行って得た情報や体験のほうが、自分の体に残るし、パワーになる!

 

 

日記を書いて自分の中で完結させるのではなくて、

こうやってブログに書くことで、

読んでいる方に、少しでも、何かを考えるきっかけを与えられたら、

私は、とってもとっても嬉しいです。

 

 

 

おわり!

フィンランドの学校に視察しに行ってきたよ!完

 

 

 

フィンランドの学校に視察しに行ってきたよ!②

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2時間目が終わったら、15分の中休みがあります!

びっくりしたのが、みんなスキーウェアみたいなもこもこのジャケットを羽織って、1人残らず、外に出るんです。教室に残ってはいけないんだって!ものすんごい勢いで教室から飛び出して行きます。

 

ちなみに外は、めっちゃくちゃ寒い!ぶるぶるしながら私も出ました。

フィンランドではこの”15分の外で遊ぶタイム”となるものが、義務付けられているらしいです!

 

サッカーをする子、おにごっこをする子、土で遊んでいる子、空高くブランコをこいでいる子。端のほうで固まっておしゃべりしてるのは上級生かな。先生も外に出てました。

 

 

みんな生き生きしてた。

きゃっきゃと子どもたちの超えを聞いてたら、私も走りたくなって、ある女の子たちの鬼ごっこグループに入れてもらって、けっこう本気で鬼ごっこしました◎(ぜぇぜぇ…)鬼ごっことか何年ぶりだろう…笑

 

 

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生徒はみんな絶対外に出なくてはいけないので、ある子は外で読書してた!

 

 

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スキーの更衣室みたい。みんな15分間体を動かして、ほくほくして帰ってきた。

 

ちなみに、フィンランドには2週間のスキー休みというものがあるみたいです。北欧らしいなぁ!

 

夏休み2ヶ月、秋休み、クリスマス休み、4月にはイースター休みがあって、年間の授業日数は200日を切るみたい。

 

34ヶ国あるOECD加盟国の中で、授業日数が最も少ないフィンランド

ちなみにその日数は日本と比べると1ヶ月以上少ないみたいです。

日本のように塾もなく、宿題もそこまでたくさんあるわけでもなく、家でガツガツ勉強する時間もあまりないらしい。

でも、学力は世界トップレベ。すごい。

 

詰め込み教育とはかけ離れていて、勉強しなさいという圧力もないから、自発的に勉強する子が多いのかな。だから、勉強が好きな子が多いのかな。

 

日本の教育に抱いていた「?」が、北欧の教育を見ていて、少し大きくなっています。

そして、教育のヒントをたくさん得れる機会だなぁってわくわくも同時に大きくなっています!

 

 

これから3時間目が始まるよ!

 

3時間目は、math。掛け算をして、図形の面積を求めていました。

先生が、何問かみんなの前で解いて、その後はほぼ自習だった。

自分のペースで教科書の問題を解き進めるってかんじです。

わからないところがあれば、手を挙げて質問します。

生徒の机が黒板の方向を向いているわけではなく、4,5人のグループになってました。

 

掛け算の記号、✕を使わずに、・を使っていたなぁ。

私は中学生になってから・を使い始めた覚えがあります。

 

 

ある男の子が授業中に手を挙げて言いました。 

”Can I get a note?”

 

”yeah ok” と先生。

 

男の子はクラスの後ろにあるノートがたくさん入った箱から、すっと一冊取っていきました。

 

「ノート、もらえるんだ…!」

 

そう、フィンランドでは義務教育の期間は、教科書だけでなく鉛筆やノートなどの文房具、給食費も無償なんです。

よく見ると、ノートの箱の横には鉛筆がたくさん入った箱もありました。好きに取っていってね、と言わんばかりに。

 

小学生の頃はノートはかわいいやつがいいなぁ、鉛筆も犬が書いてあるやつがいいなぁ、なんてことで頭がいっぱいだった私ですが、フィンランドの文房具は無地でシンプル。

羽が生えた犬も、目がキラッキラしてるうさぎも、一匹もいません!

 

 

学費は、プレスクールと呼ばれる、幼稚園の後に1年ほど通う就学前教育から、小中の義務教育、高等学校、そして大学まで完全に無料です。いいなぁ。

 

 

男の子の、「ノートもらっていいですかぁ」って一言から、

子どもたちが学ぶことを全力でサポートしているフィンランドの姿勢が見えたよ。

 

 

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ある女の子は、極度の近視で、分厚い眼鏡をかけていました。

クラスの一番うしろの机で、画面を通して、算数を学んでいました。

女の子は自分が書く文字も見えないので、横にいるサポーターの先生が女の子の書く文字にレンズを向けて、女の子は画面を見ながら文字を書いていました。

この機械で、自分で見るものを近くしたり遠くしたり調節できます。

こういう機械、初めて見た!ケアが、ちゃんとできてるなぁ。

 

 

 

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フィンランドは、とにかく教育の格差をなくそうと努めてきました。

みんなに、平等に、教育を。

フィンランドの学校にはフィンランド国籍を持たない生徒がたくさんいます。

難民、移民の子どもたちも平等にフィンランドで教育を受ける権利が保障されているんです。

子どものうちから、クラスが他文化・多文化で溢れている環境、すっごくいいなぁって思う。

 

 

生徒はとにかくいろーんな国から来てます。この学校がインターナショナル校だということもあると思うのですが、多様性でしかなかった。

どこから来たの?と聞くと、

バングラデシュ、南アフリカフィンランドスウェーデンスリランカ、日本の血が入ってるよ、アメリカに住んでた、などなど。

みんな英語ぺらぺらです。

でも「私フィンランド語しゃべれないから、今勉強中なの」って言ってる子もいたなぁ。

 

ここでは、何語をしゃべるか、ではなく、何ヶ国語しゃべるか。

友達と話す言語と、家族と話す言語、学校の授業で話す言語が、全部違うなんて、普通にあることなんだ。ぴぇ〜〜!

 

 

日本という島国で生まれ育って、日本語という言葉でしか世界を見てこなかった私ですが、勉強して、英語を話せるようになって、世界がぐーーーーんと広がりました。

 

英語で文献を読めるようになる、英語で情報を得られる、そしてなにより、世界中の人と話せる。新しい文化を知れる。たっくさんの価値観に触れることができる。

 

英語できなくても日本では何も問題なく生きていけるけど、でも私は、せっかく英語っていう自分の世界を広げられる道具があるなら、それを最大限使って、世界中の人とたくさん話して、いろんなこと学んで、自分の世界をカラフルにしたい、って思います。

 

まだまだ英語を勉強する必要が私にはありますが!頑張ります!

 

言語は、できるに越したことないです。

言語って、ツールでしかないのだけれど、本当に本当に大事なツール。

ないがしろにしちゃいけないなって思います。

 

たくさんの言語を話せる人って、それだけ世界を見る窓が多いんだろうなぁ。

見てる世界の数、多いんだろうなぁって思います。

 

 

アラビア語とか学びたいなぁぁぁ!ってモチベーションが高まった。

 

 

 

つづく。

 

フィンランドの学校に視察しに行ってきたよ!①

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11月の下旬に、教育レベル世界NO.1のフィンランドに行ってきました!

スウェーデンにいる間に、絶対フィンランドの学校に行きたいと思ってたので、2016年の間に行けてよかったです。やりたいことリスト、ひとつチェックできた✓

 

どんな教育が行われているんだろう!ってわくわくしながら行ったんですが、視察している間、とにかく目からウロコぼろぼろでした。

 

視察をコーディネートしてくれましたのは、その小学校でインターンをしてるトビタテ生の、ゆきな。素敵な友達です。フィンランドで初めて会ったのに、前から友達だったかのようにすぐ打ち解けて。作ってくれるごはんはめちゃくちゃおいしくて、夜はベッドの上で5、6時間語り、刺激をもらい、学校にも連れてってくれて、スーパーありがたやです!!本当に、ありがとう。

 

 

フィンランドの学力レベルが高いことは世界でも有名。

PISA(国際学力比較調査)ではいつも上位にランクインしてます。

 

 

大学の授業中、クラスで教育制度の話になったときに、フィンランド人の生徒が

フィンランドの学力が最近下がっているんです!まじでショック!!」

と言ってるのを聞いた時、フィンランドの人は自分の教育に誇りを持ってるんだなぁって感じました。

 

 

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校舎が広い・・・!

北欧の学校には、たくさんのガラスが使われてるなぁって感じました。なるべく太陽の光を取り入れようとしてるからかな!

 

私が行った学校は、小中一貫のインターナショナルスクールでした。でも、カリキュラムなどはフィンランドの方針に従っているようです。

でも他のフィンランドの学校と比べたら、国際色は少し豊かなのかも!

授業はすべて英語です。

 

 

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デザインや色が、あたたかい。ノルディックデザインやぁ。

 

 

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私が行ったのは、5年生のクラス。人数は24人。

1時間目は、hand craftでした。1コマ45分。

ちなみに、朝礼がありません。私にとって、朝はまず先生から連絡事項を聞いて〜提出物があって〜という朝礼の時間があるのは当たり前のことでした。なので、みんなが教室に荷物を置いて、すーっとばらばらに他の教室に行った時は、少し驚きました。

 

木を切るグループと、人形を作るグループに分かれて、それぞれ作業します。

 

とにかく、生徒の集中力がすごい!

 

クラスで、きゃっきゃとふざける子とかいるのかなぁと思ってたんですが、そんな子は誰一人いませんでした。教室はけっこう静かで、みんなもくもくと作業。

私が行った時は、紙粘土で作った人形に着せる服を作っていました。

包帯みたいに布をぐるぐる巻いている子もいれば、本格的に布をピースに切って縫い合わせている子も。

 

 

そして、先生は、教えません。

生徒はなにかわからないことがあれば、先生のところに行って聞く。その程度です。

ある生徒が、玉止めの仕方がわからなかったようで、先生のところに行きました。

そしたら、先生の机にあるパソコンでYoutubeで玉止めのやり方の動画を調べて、その子はそれを見ながら玉止めしてました。

 

 

木を切る方のグループに行った時、

「あんまり生徒に教えないんですね」と先生に話しかけたんです。

そしたら先生に、

「とにかく何事も自分でfigure outする力が大切だからね」と言われました。

なんでもかんでも教えるわけじゃないよ、ってさらりと言われました。

 

 

先生って、”教える”職業だけど、

生徒が自分の頭で考えることを、”見守る”職業でもあるんだなぁ

 

 

そんなことを感じた、1時間目。

 

「4時間目まである今日の視察、学ぶことが山ほどありそう・・・!」

 

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2時間目は、environmental educationという授業。

始まってから数分たった時。急に音楽が流れました。

めちゃくちゃノリノリな曲!!

みんな立ち上がって、ダンスし始めた!

 

私は「!?」ってかんじでした。え、どしたどした!

私も見よう見まねで体を動かしたんですが、すごい楽しかった。笑

 

ラジオ体操とビリーズブートキャンプを足して2で割ったような運動!

 

ストレッチしながら、アップテンポの曲で軽くダンスして、

「はい、始めましょう」ってナチュラルに授業に戻ったときは、さすがに笑ってしまいました。生徒のみんなも慣れているみたい。

 

朝、みんながちょっと眠そうだったり、だらっとしていると、こうやって数分間体を動かすみたいです。たしかに、フィンランドの冬は日が昇るのも本当に遅く、かなり曇ってて薄暗くて、外は寒いけど教室はあったかいから、眠くなるよなぁ。

メリハリがあってよいね!

 

 

この授業で驚いたのは、授業の質

とにかく、テンポがすごい!!ぽんぽんぽんと進む。飽きることがない。

 

先生はパワポを用意していて、スライドをぱっぱと切り替えながら、話を進めます。

環境に関するトピックで、来週あたりにグループ発表をするようでした。そこで、どうやったらいい発表、作品ができるかを説明してたんだけども、

「こうこうこうやってね」という説明ではなく、

まずたくさんの例をみんなに見せながら、「この良いところは?悪いところは?」って生徒に投げかけます。

メイントピックが見えにくい、配色がいい、文字が小さい、紙がめくれるようになってて工夫が施してある、ベン図を使ってて見やすい、バランスが悪い、写真を使っててよい、などなど…

生徒のほうからもぽんぽんと意見が出てきます。

それを踏まえた上で、じゃあやってみよう、となるわけです。

 

 

こういうふうにワンクッション置くことで、どうやったらよりよいものが作れるか、わかるわけですね。なるほど。

 

 

とても印象的だったのが、食物連鎖についての授業。

(私はその場にいたわけではないのだけれどもおもしろいなぁと思ったので、ここに書いときます!)

 

生徒1人がそれぞれ1つの動物を担当します。そして、生徒は自分の担当の動物についていろいろ調べます。どういう動物なのか、どこに住んでるのか、何を食べるか、もしくは、何に食べられるのか。etc

 

 

その動物についてプレゼンした後、先生が毛糸玉を取り出して、ある生徒に渡します。その人がうさぎだったら、うさぎが生きる上で関係のある動物、たとえばきつねの人に毛糸玉をぽんと投げます。そして次の人も同じようにしてぽんぽんと渡していって、最終的にみんながピンと張った毛糸の網の中にいる状態になります。生き物たちはいろんなところでつながっているということを生徒は学びます。

 

そして先生が「じゃあもしこのうさぎが絶滅したらそどうなるかな」と言って、うさぎの子が持っている毛糸を離すと、みんながつながっている毛糸はもちろんすぐにふにゃっとなります。

ひとつでも欠けたら、生態系のバランスが一瞬で崩れるんだよ、ってことをこれで学ぶみたい。

 

毛糸を使うのかぁ!おもしろい。

 

あと、参加型で学ぶのは、やっぱり大事!

45分なんてあっという間だぁ。

 

 

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壁には生徒が作ったものがたくさん!

見ているだけでかなり勉強になった!

 

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自分の脳内を占めているもの、かな?

壁がとにかくカラフル!

 

 

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この絵たちを見た時、かなり衝撃を受けました。

 

 

え、フィンランドの子って、こういう自画像描くんだ…!

なんか、みんな目に光が宿ってない…!

顔と首がかなりひきのばされてる…!

国によって自画像の描き方もだいぶ違うんだなぁ…!

 

 

あとで聞いてみたら、19世紀に活躍したイタリアの画家、モディリアーニの絵っぽく描いてみようっていう授業で描いたみたい!!(ホッ)

 

モディリアーニの絵はこんなかんじ!↓ 

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わぉ、独特!

 

 

あるイタリアの画家が描いた風景画を真似して描いてみよう!という授業では、その画家が生きていた時代のイタリアの音楽をかけながら描いたんだって。

 

エジプトの歴史を学んでる時は、エジプトの音楽を流したり。

 

なにかをしている時に音楽を流すのって脳にとってもよいってどっかで聞きました。

 

おもしろい!

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

火事だよ!全員集合!

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もう去年のことになってしまうのですが、大パニックになったことがありました。

火災報知器を夜中の4時に鳴らしてしまいました。

上の絵は、まさにそのときの私の顔です。

 

 

夜中全然寝れなかった日がありました。いろいろ課題をやりつつ、そろそろ寝ないと明日にひびくな…と思って、日本から持ってきていた「あったか蒸気アイマスク」みたいなものを初めて使ってみようと思い、スーツケースから取り出しました。

 

 

そのパッケージには、開封してからすぐあったかくなると書いてありました。

10分くらいの寿命ですが、ラベンダーの香り付きなので、私をsweet dreamへといざなってくれると確信していました。

ほぇ〜なんて思いながら、それを開けて数秒後、

「あ、今度の旅行のバス予約しなきゃいけないんだった!」

と思い出し、なぜかすっっかりそのアイマスクのことを忘れていました。

 

 

バスの予約をし終わった時、横に置いてあったアイマスクの存在に気づきました。

「あ、忘れてた・・・!」

手に乗っけたときにはもう、完全にそのアイマスクの寿命は終わってて、そのアイマスクの死を確認しました。ちょっとだけぬくもりがあるような、ないような。すごく切なくなりました。

 

 

私はその時、夜中だったので、頭が働いてなかったんです。

なんとなくそのアイマスクは、ジェルみたいなのが入ってて、何回も使えるカイロ的なものだと思ってました。

 

アイマスクをあたためよう→電子レンジにいれよう

という、今思うと、とっても短絡的かつでんじゃらすな思考回路から、

 

ぽいっ

 

と電子レンジに入れて、超適当に2分くらいチンしようと設定しました。

そして、バスのチケットをダウンロードしよ〜なんて思って、パソコンをカタカタし始めました。

 

 

しばらくたって、なんか焦げ臭いなぁ〜、とふと電子レンジを見たら、

 

 

電子レンジの中が

火の渦になってるではありませんか!

 

 

 

NOOOOOOOOOooooo!!!!!!

 

 

絶叫しました。

大パニックです。

 

 

私は、3年前に火事を経験しました。隣のお家が火事になってしまったんです。

その時に見た、空に向かって轟々と燃え続ける赤い炎と、家を焼き尽くす煙の匂いと、頬に感じた熱は、忘れたくても忘れられません。ショックで、恐怖でしかありませんでした。

キャンプファイヤーをやる時も、急にその時のことを思い出してしまって、胸が苦しくなったりします。

火が、本当にトラウマになっていました。

 

 

とりあえず飲んでいた紅茶の残りを、電子レンジの中にぶしゃっとかけて、それでも収まらないので、水をとにかくバシャバシャとかけました。

 

 

火は収まったものの、黒い煙がもくもくと出て、その匂いを嗅いで、もう本当に苦しくなりました。

それに追い打ちをかけるように、火災報知器がものすごい音をたててなり始めました。

心臓に悪いサイレン音がなりひびきます。

 

 

夜中の4時です。みんな寝てます。

隣の人を起こしちゃう…!と思って、火災報知器を天井から取り外そうとしましたが、がっちり設置されています。

 

 

私が住んでいる階に、私の友達は隣のネパール人2人しかいなかったので、彼女たちに会いに部屋を出ました。

 

 

そしたらびっくり。

同じ階の人みんなが「どうしたんだ?」とドアから顔ののぞかせていたり、廊下に出てきていたんです。みんなパジャマ姿。

 

同じ階の人みんなの部屋の火災報知器を鳴らして、起こしてしまったみたいです。

申し訳なさすぎて、泣けてきました。

 

 

そしてまたびっくりしたのが、同じ階に住んでいる人は寮の中でもまったく見たことのない人で、半数がインド系の人だったということ!こんなに人が住んでたんだ!

 

 

私があわあわしてたら、斜め前の部屋に住んでいる人が、出てきました。

 

顔に白い泥パック(?)みたいなのをしてて、ちょんまげしてて、短パンを履いている、なんかすごい美意識の高そうな背の高い男性。

恐怖でしかありませんでした。

私の顔も、真っ白になりました。

 

 

「どうしたの」

「ごめんなさい、私が火事を起こしちゃって」

「まずこのサイレン止めましょ」

 

 

この寮の火災報知器は、警察?消防隊?を呼ばないとその火災報知器を止めることができないと知りました。

 

彼はすぐ携帯で電話してくれました。

 

「大丈夫よハニー」

 

ハニーと呼ばれたことにびっくりしつつ、本当の顔よくわからんけど、その白い顔を見てたらなんかすごい安心して、泣きそうになったけどこらえて、本当にありがとうといいました。

 

 

みんな部屋にいるとサイレンがうるさいので、廊下にぞろぞろと出てきて、喋り始めました。

 

 

「はじめまして」

みんな握手してる。みんなお互い初対面だった・・・!!

 

 

私の寮は、アパートメントみたいなかんじで、共有のキッチンなどもないので、関わる機会があまりありません。初めて、同じ階の人の顔全員を見ました。

 

 

みんなに謝りました。

本当に真夜中に起こしちゃってごめんなさい。

ちなみにはじめまして、私、Kanonっていいます。nice to meet you!

 

 

ふざけんなこの小娘が!って思っている人もいたと思いますが…

 

 

「君が無事でよかったよ」

「はじめまして、だね」

「何勉強してるの?」

「どこから来たの?」

「今度私の部屋でfikaしましょ!」

 

優しい言葉に、本当に慰められました。

 

 

白い泥パックをしてたAnasという名の彼は、トルコの大学を主席で卒業して、今はルンドでジェンダー論を学んでいるという院生の方でした。

本当に優しくて、ハニーと呼ばれたのは謎だったけど、また今度いろいろ話そう!ジェンダーのことならなんでも聞いて!って言ってくれました。

 

 

アメリカから心理学を学びに来ている人、

インドからエンジニアリングを学びに来ている人(数人いた)、

カナダから環境学を学びに来ている人、

タイから言語学を学びに来ている人、

色んな国から、様々なバックグラウンドを持っている人が住んでいることがわかりました。

 

 

結局私は消防隊の人から軽い取り調べを受けて、「何をしたらこうなったんですか」と言われたんだけども、蒸気でホットアイマスクのことを説明するのはめんどくさかったので、適当に「すいません、寝ぼけててティーパックをチンしてしまいました」と説明しました。

 

 

消防隊の人と一緒に、ススがびっしりついた電子レンジの中を見てみたら、見るも無惨な感じで、黒い粉がありました。ああああ私のアイマスク…!

今考えると、アイマスクは、ホッカイロと同じ原理で、酸素と反応してじんわり熱を発するものみたいです。

「紅茶のパックは入れちゃだめだよ」って言われました。はい。

みなさんも、酸化してあったかくなる系のアイマスクは、電子レンジに入れないようにしてください!!

 

 

消防隊の人が来てサイレンが鳴り止むまで、40分くらいだったかな(長い)

同じ階の人たち同士の間で会話が始まり、

見たこともなかった、しゃべったこともなかったみんなと知り合いになれたという、ハッピーエンドなお話でした!so nice to meet you!

迷惑かけてしまい、本当に、すみませんでした!

 

 

明日もいい1日になりますように!