Canon越しの世界

スウェーデンでの生活を、自分の目とカメラを通して、ゆるく発信していきます

大学に行くということ

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自転車こいでたら、虫2匹と小さな木の実1個と顔面衝突した。びっくりして、一瞬で目が覚めた。よき朝です。



今日は同じ寮に住むSpenserに会ったよ。彼のバックグラウンドは本当に面白かった。どのくらい面白いのかというと、話に聞きいっちゃって、気付いたら買ったアイスラテの氷が全部溶けていたくらい。



彼はメキシコ人だからスペイン語ペラペラ。でもずっとカリフォルニアに住んでたから英語が母語。今はスウェーデン語をやってるからかなりスウェーデン語もしゃべれる。そして韓国語も話せる。びっくりなことに、日本語もめちゃ流暢!つまり、5ヶ国語を操る、くまさんみたいな人!



私は英語で話して、それに対して日本語で返してきて、1年間だけ大学でスペイン語やってた私にスペイン語を教えてくれて。彼の楔文字みたいなひらがなや漢字を直したり。いろんな言語や文字が飛び交う時間でした。



なんで日本語そんな話せるの?って聞いたら、日本に3年間住んでたんだよ。沖縄でアメリカ軍基地で働いてたんだ。って返ってきました。ほぇぇ!日本でその職に就いてる人に会う機会なんてなかったから、沖縄での生活、毎日の訓練の話などから、沖縄の抱える問題まで、いろーんなことを聞きました。日本人の友達がたくさんできて、その人たちとカラオケに行くのがすごく楽しかったらしい。スウェーデンにはカラオケないからI'm missing karaokeだよって言ってた。そんな話してたら私も行きたくなってきたな!



私が「ごーやちゃんぷる」「みみがー」「ちゅらうみ」「めんそーれー」って沖縄の言葉を発したら「うわああああおきなわーー」ってなってたのが面白かった。



「にふぇーでびる」



沖縄の言葉で、ありがとうって意味。教えてもらったよ!沖縄の言葉をメキシコの人から教わるってなんか不思議な感覚だったなぁ。



そのあと韓国のアメリカ軍基地に移って、3年間住んでたみたい。そこで韓国語もマスターしたらしい。毎日過酷な練習をしてて、泥の中をぐちゃぐちゃになりながらホフク前進してたときに、ふと「辞めよう、勉強しよう」って思ったんだと。



そんでアメリカに帰って、物理学を専攻して、今スウェーデンに来てるわけです。国や文化が違うのはもちろんのこと、大学に来るまでに、経験してることが全然違う。



本当に勉強したい人が、大学に来てるんだな。本来、大学ってそういうところだもんなぁ。あたりまえのことだけど、たまに忘れそうになる。



そういう人に会っては、私勉強に対してちょっとぬるかったな、もう一つ言語話せるようになりたいな、もっと自分の分野を極めたいな、って思わされます。



ちなみに、スウェーデンでは大学進学は無料。海外に留学するとなったら政府からお金が出るんだって!なんてこった!子ども生まれたらスウェーデンに移住したい…。国内外で勉強することを応援してくれる国です。実際ヨーロッパ全体で見ても、年間の学費は40万以下みたい。他のヨーロッパの国の人と学費のこと話してたら「日本の学費はあり得ないくらい高いね」って言われるし(特に私立は高い…)、日本の奨学金なんてまだまだ返済義務がある言わば「借金」みたいなものが多いし、日本のシステム遅れてるな…って思った。




スウェーデンに着てから18日目。

親からお金を出してもらって留学させてもらってるから、本当にこのスウェーデンの日々を無駄にしちゃいけないとひしひし思いながら、あったかい紅茶を飲んでます。



大学に通うからには、大学生らしい大学生になりたいって思った1日でした。



明日もいい1日になりますように。