Canon越しの世界

スウェーデンでの生活を、自分の目とカメラを通して、ゆるく発信していきます

サイプロスって国、知ってますか

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今日は、Markのお誕生日パーティでした。

集まったメンバーがみんな素敵な人たちばかりで、みんなが持ち寄った料理を食べながら、ゆったり同じ時間を過ごしました。

 

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Markはなんだかお父さんみたいな優しさがあって、みんなから愛されてるなぁって感じました。

 

集まったメンバーもいろんな国から来てた!イラン、フランス、チェコスロバキアバングラデシュ、ドイツ、日本、そしてキプロス

 

キプロスキプロスだとわかるまですごく時間かかった。なぜかというと、キプロスは英語だと「サイプロス」って発音するからです。

 

サイプロス…?サイパス…?サイコパス…?

そんな国聞いたことないぞ

 

どこそれ?って聞いたら、Google mapを開いて、ここだよ!って指で指しながら、丁寧にいろんなこと話してくれたよ。

 

ちなみに表記は Cyprus です。

 

場所はここ!

 

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地中海の東に位置するキプロス島は、古くから文明の中継地となってきた、とっても興味深い島。時代が変わっては強い国の支配下に置かれて、ヴェネツィア共和国だったり、オスマン帝国だったり、イギリスだったり、とにかく占領されまくってた。それほど、地理的に大事な島です。

 

 

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この島、北キプロス(北キプロス・トルコ共和国)と南キプロス(キプロス共和国)に南北で2つの国に分断されてるんです。

 

昔はギリシャ人が多く住んでたんだけど、オスマントルコキプロスを所有してる時、どんどんトルコ系の人が流入してきました。

 

イギリスの支配下で、2つの民族はキプロス島で生活してたけれど、1960年にイギリスから独立してから、ギリシャ系の住民とトルコ系の住民の対立が始まりました。ギリシャとトルコが代理戦争を始めました。これがキプロス問題。

 

途中で国連軍が入って、キプロスを南北に分けました。トルコ系の人は北に、ギリシャ系の人は南に移動しました。

 

そしてトルコの後ろ盾があって、1983年に北キプロスが勝手に北キプロスとして独立したんです。でも国家として承認しているのはトルコだけ。

 

南キプロスはトルコ以外の国家から承認を得てます。

 

北キプロスは貿易相手がトルコしかいなくて、EUに仲間入りできた南キプロスとはかなり格差があるらしい。南から入国したら南北を行き来できるけど、もし北から入国したら不法入国したとみなされて、南キプロスギリシャには入れないんだって。

 

複雑…。

 

北キプロスに留学するためにはVISAが必要だけど、日本ではVISAが取れないらしい。なんとも面白いことに、ヨーロッパ・アフリカ・中東から近い上にトルコ軍の支援がしっかりしてるからけっこう治安がいいんだって◎英語で授業受けることできるし、国家が分断されている現実を実際に見れるから、政治学とか国際関係学を学んでる学生にはとっても◎なところみたい。

 

学生が大学に落としていくお金が経済の約1割を占めるとはびっくり!行ってみたいな。

 

あと、イギリス領だったから、車は右側通行なんだって!

 

 

キプロスの南と東にはイギリス軍基地があったり、真ん中には国連の緩衝地帯があったり。

 

小さな島にぎゅっと国際関係の縮図が詰まってそうだ。

 

このキプロス問題は、トルコがEUに加盟できなかった理由のひとつなんです。

 

ほぇぇ。

知らなかったぁ。

なんか島の形が、カジキマグロみたい。

 

 

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スウェーデンに来てから62日目。

ちょっとキプロスについて詳しくなった1日でした。

 

そして、キプロスにすっごく行きたくなりました。コペンハーゲンからだと直航便ないし、けっこう高くなりそうだけど、行きたいなぁ。

 

明日もいい1日になりますように。