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Canon越しの世界

スウェーデンでの生活を、自分の目とカメラを通して、ゆるく発信していきます

世界一臭い食べ物を食べてみたよ

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ついに!食べました!

 

世界で1番臭いスウェーデン産の食べ物、シュールストレミング

 

塩漬けのニシンを発酵させたもの。「シュール(Sur) 」は「酸っぱい」、「ストレミング(strömming)」はバルト海の「ニシン」を意味するよ。ショッキングな臭いから、世界一臭い食べ物として名高いこの食べ物(ホントに食用なのか疑問は残るけど)、くさやの6倍臭いらしい。臭いをかいで失神する人もいるんだって。

 

 

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みんなに見守られて(半径2m以内にはだれも近寄ろうとしなかったけど)、勇者Simonが開けてくれることに!

 

中の汁とかが服などに跳ねてついちゃったら、完全にその臭いを取り消すことはできない…。から、開けるときは水が入ったバケツの中で開けます。

 

 

でも彼は何を血迷ったのか、そのまま地上で開け始めた ((((みんな動揺))))

 

 

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ポツンと置かれ、大勢に見つめられ、眉間にシワをよせられ、リンチみたいに囲まれてもなお異臭を放ち続ける、シュールストレミングくん。

 

 

やさしい風がそよそよ〜ってふいた時、

「うっほほぇぇっひょ」

「んごっほごほグッへぇぇぇぇぇぇ!」

「くっさ!」「んげぇぇぇ!」

っていう声が飛び交いました。2m離れてても、風に運ばれてくる強烈な臭い…!なんだこの臭い!くさいというか、不快極まりない!んがぁぁ。

 

 

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スウェーデン人の人も手に汁がつかないように気をつけてました。くっさい!!って言ってました。

 

 

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「くちゃーーーい!!」

 

 

この距離までくるともうなんか拷問に近いものがあったね。笑っちゃうくらい、臭う。でも、どっかで嗅いだことあるなぁこのにおいって思いました。頭の中の記憶をずっとたどってみたら…

 

バングラデシュのゴミ処理場のにおいだ!

って気づいた。

 

 

灼熱の太陽の下で、湯気出るんじゃないかってくらいジリジリと熱されたゴミの臭い。車の窓を閉めていても、室内に入り込んで来た、強烈な、ちょっと酸っぱい臭い。まったく同じでした。ぐっほぇ。去年の夏の記憶が蘇る。思い出すだけで、鼻の粘膜がよじれるね!

 

 

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塩気があるので、薄いパンに玉ねぎとかジャガイモとかヨーグルトとかと一緒に乗っけて食べます。室内で食べると、もうその部屋には住めなくなるから、屋外で食べたよ。

 

 

口に入れた途端、吐き気が。

んごごぇぇ…。

口の中がゴミ処理場やぁ!

 

 

これが自分の胃に入るのかと思うと笑えませんでした。

 

 

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スウェーデン人の方が、手作りガトーショコラとかチョコレートボールやクッキーを持って来てくれてた(泣) すぐにこれらを食べて紛らわしました。よかったよかった、すぐに清掃されました。胃は初めてこんなもの消化するからびっくりしているだろうな!

 

 

昔から保存するのによく用いられるのが塩。でもスウェーデンは昔ニシンはたくさん取れたけど、緯度が高いから塩を作るのに必要な日射量が足りなくて、あと薪も少なかった。だから、塩がすっごく貴重だったんだって。薄い塩水に漬けて保存してたけど、固形の塩でぎゅぎゅっと保存するのと比べて、腐敗は防げても発酵は止められなかった。でも17世紀には王軍の大事な食糧だったらしい。

 

 

ノルウェーで2014年に、25年間にわたって放置された缶詰が小屋から発見されて、爆発物処理班と缶詰の専門家が出動して処理にあたったらしい。中身はもう魚の原型もなくて、臭気がハンパなかったんだって。うっぷ。

 

 

スウェーデン26日目。

 

いい経験だった!もう食べたくないけど。

でも「世界一」のものって、惹かれるね。

 

 

明日もいい1日になりますように。