街が、いいにおいなんです
おはようございます。
ずっと思ってたんですが、
街が、いいにおいなんです。
それは、道行く人が、香水をつけているからなんだと気づきました。
すれ違いざまに、ふわぁって香って、
あぁいいにおいだなぁって思う、
そんな一瞬が街中に溢れてます。
ヨーロッパの人は男女問わずみんなつけてる。イタリア人のMicheleは、安い香水をスウェーデンで買ったらしく「スウェーデンの香水クソだな!イタリアの香水が一番いいわ!」って言ってたなぁ。こだわりがあるみたい。
私は、スウェーデンに来る前に大事な友達にもらったMARC JACOBSの香水を使ってます。日本ではそんなに使ってなかったし、ブランドとか疎くて今も全然詳しくないけど、このにおいすごく好きで、つけるだけでテンションがあがります。今日も頑張ろうって思える香りです。
においって大事。
スウェーデンに来てから、一番好きだなぁって思ったにおいは、雨上がりの石畳みの道のにおいです。日本では嗅いだことないにおいでした。
この前自転車で街を走ってたら、なぜか鮭フレークのにおいがする道に出会いました。ものすごく白米が食べたくなった!
しっとりした芝生の道のにおいや、落ち葉を踏んでしゃくしゃくって香ばしい音がする道のにおいも、季節限定です。
ちょっと畳のにおいが恋しくなってる自分に気づいて、自分は日本人だなぁって思います。
帰り道、日本にいた時みたいに「あ、このお家の晩ご飯はきっと豚の生姜焼きだな」とか「今日のご飯カレーだといいな」とか考えることはここではないので、少し寂しい気もしますが。
スウェーデンに来て57日目。
新しいにおいを、覚えています。
明日もいい1日になりますように。