Canon越しの世界

自分の目とカメラを通して、日常をゆるく発信していきます

北のヴェネツィア!美しすぎたストックホルム

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レポートに追われていますが、ちょっと休憩にブログ書きます。

 

読んでる方にとっても、このブログがほっと息をつく時間だったり、気晴らしになればいいなぁなんて思いながら。

 

ストックホルムに行ったときの写真、ぱーっとのっけます :)

 

 

ストックホルム、めちゃんこ綺麗でした。

ハッと息をのむ瞬間がたくさんあって、息をのんだあと、ちょっと深呼吸して、シャッターを切り、またその景色に目を向けて、はぁーってため息ついちゃうくらい、綺麗でした。

 

私の写真で伝わるかなぁ…ストックホルムの綺麗さ!

伝わるといいなぁ。

 

 

ストックホルムに留学しているトビタテ生の友達あつしとまゆなが、3日間案内してくれました!本当に素晴らしいガイド、ありがとうね!

 

まゆなは、本当に憧れのポジティブマンなんです。一緒に話してて、本当にわくわくするし、楽しい。自分のしたいこと、全部やってる、キラッキラしてる人。

首狩り族の方と一緒に暮らしたり、モンゴルの草原を駆け抜けたり、カナダにオーロラを見に行ってたり。話を聞いてるだけで、もうわくわくゲージがバーンと上がります。

 

 

あつしのことは前に書いたから省略!

 

 

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雪にズボッッと埋まった図。↑

行ったのは11月の中旬くらいで、雪がかなりたくさん降ったあとに行きました。

何十年ぶりかの大雪だーってみんな騒いでた!

 

雪は、ふわふわでした。倒れても全然痛くない、むしろ超ウェルカムってかんじで包んでくれました。服の中に雪が入って、ひゃあって叫びそうになったけど、ストックホルムマジックといいましょうか、全部オーライ!ってかんじになります。

 

 

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かまくらがあった。やっほー!

 

 

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雪が降ったあとの空気はピンと張っていて、体がきゅっと引き締められます。

 

 

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ドロットニングホルム宮殿バロック様式の、荘厳な宮殿。

北欧のヴェルサイユ宮殿って言われてるよ。世界遺産です。

 

 

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街全体が雪化粧してて、とっても上品。

 

 

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日曜日になると、スウェーデンの人はみんな家で家族とまったりするみたいです。

 

 

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行った時は、観光客が多かった!

ストックホルムは、”北のヴェネツィア”って言われてます。

たくさんの水に囲まれてて、小さな島が橋で結ばれてる街です。

 

 

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上を向くと、悠々と流れるうろこ雲。

 

 

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ここは、なんだろう。ふらっと入ったところ。お城だっけな。忘れちゃった。

 

 

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下を向いても、広い空。ダイブしたくなった。静かな空でした。

 

 

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空が深かったよ。

 

 

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石畳の道。歩き心地がいい。

水たまりに映る景色が全部違うから、ついつい水たまりを見つけては覗いてしまいまし。

 

 

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夕日を浴びてる、建物たち。

 

 

 

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ノーベルミュージアム!入ってないけど、大広場にどーんとありました。

火曜日の夕方5時から8時までは無料らしいです。

ノーベル賞は、アルフレッド・ノーベルさんっていう発明家の遺言によって作られた賞。ノーベルさんはスウェーデン人で、ノーベル賞の授賞式は毎年ストックホルムで行われます。この博物館の中では、受賞者が式の後に晩餐会をするらしい!

 

 

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おいしいバケット食べた。1000円以上したけど、それが普通らしい。

ルンドから来た田舎っぺにはかなり高く思えたけど…!

シティボーイとシティガールは、なんか垢抜けてた!移動はすべて電車らしい。

東京にいるときは電車で移動することは当たり前だったんだけど、ルンドに来てから空港行くときくらいしか電車を使わなくなって、毎日電車で学校に通う生活が遠いかなたにいってました。

 

ルンドの中は全部自転車で行けるくらい小さな街なんです。交通費かからないよん。

雨降ってもバスは使わず、雨に叩き打たれながらチャリを激漕ぎしてます・・・!

 

 

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ストックホルムの地下鉄!

ストックホルムにはちょうど100の駅があって、

駅ひとつひとつがモダンユニークなアート。

 

 

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燃えるような赤。

このストックホルムに張り巡らせれた地下鉄は、「世界一長い美術館」って言われてます。105.7kmあるんだって!

 

 

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れいんぼーーーう!電車待ってる時間も、全く長く感じない。圧巻。

 

 

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小さな音楽、発見!

 

 

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アートが身近に感じます。

 

 

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left とか、左 とか、文字だと味気なくなる標識も、

こんなかんじで指差してくれたら、ちょっとハッピーになりますね!

 

 

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ガムラスタンっていう旧市街。本当に綺麗です。

ぜひ行ってみてください、絶対行ってください。

 

 

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夕方になると、こんなかんじであたたかいランプの光に包まれます。

 

 

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これは夜に撮った写真。道が細くて、迷路みたいになってる!

ちょっとぶれちゃった。

 

 

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私がストックホルムで撮った写真の中で、一番好きな写真!

スウェーデンの国旗が、いいかんじに建物のオレンジに映えてる。

 

 

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写真見て余韻に浸ってたら1時間半も経ってたあああ!!

休憩のつもりが!ついつい写真にうっとりしちゃった…。

 

 

2月は、大好きな友達に会いに、ロンドンに行ってきます!

旅をモチベーションに、レポート頑張ります。

 

 

明日もいい1日になりますように!

 

フィンランドの学校に視察しに行ってきたよ!③

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待ちに待った、お昼の時間!

教室で食べるのではなく、食堂のようなところに行って食べます。

 

 

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今日はトマトソースのパスタ。

食堂のおばちゃんは、フィンランドにもいました!優しくよそってくれました。

 

 

ベジタリアンの人のためのパスタがあるのを見て、あぁヨーロッパだなぁって思った。

友達が日本に来た時、「ベジタリアンの料理がなくて困った」って言ってたなぁ。

ちなみにスウェーデンでも、ベジタリアン用、ビーガン用、などけっこう種類が豊富です。

 

 

日本にいるとあまり感じないけど、

宗教が違えば、育った環境が違えば、食べるものも違うんだよなぁ。

 

 

学年によってお昼ごはんの時間がずれています。

早くしないと他の学年が来ちゃう!ってかんじで、最後のほうはみんな駆け足でぱくぱくと食べてました。

 

 

とってもおいしかった!ごちそうさまでした。

 

 

4時間目は、religionの授業。

こんなにいろんな国から来てていろんな宗教を信じている生徒たちがいるクラスで、どんな「宗教」の授業が行われるんだろう…?

 

宗教のクラスの時間になったら、みんながぱーっと分かれました。

キリスト教の中でも、プロテスタントカトリックに分かれていて、ヒンドゥー、そして倫理の4つのクラスに分かれています。おお、分かれるのか!

 

 

キリスト教のクラスに行ってみました。(カトリックのクラスだったと思う)

もちろん机はグループになっています。

先生が「今からみんなひとつfairy tale(作り話)を考えて。なんでもいいよ。」と言いました。

数分の沈黙のあと、先生が「じゃあ、どんなお話ができたかな?」と生徒を当てていきます。

 

そのあと、「プリンセスが出てきた人ー」と先生が聞き、数人の女の子が手を挙げました。

「兄弟の話の人ー」けっこう多い人数の生徒が手を挙げました。

「戦いがあった人ー」男の子が手を挙げました。

 

 

んー宗教となんの関係があるんだろうなぁーーって思っている時、

 

先生が「話のなかで、3が出てきた人。3人の人だったり、3日間の話だったり、なにかしら3が関係ある人ー」って聞きました。

 

かなりの人数の子が手を挙げたので、びっくり。

 

3が関係している話って、たしかに多いかも。

3匹の子豚とか、シンデレラにも3人の意地悪な女が出て来るし、ハリポタもロンとハーマイオニーの3人組だし(?)!

とにかく西洋の童話には3が関係する話が山ほどあるそうです。

 

 

「3って多くの話の中でけっこう大事な数字。

聖書の中でもたくさん出てくるね。」

 

そして先生は、キリストが生まれた時、3人の賢者が贈り物を届けたという話をはじめました。

 

 

はぁん。こうやって聖書の授業に入っていくのか。

 

 

予測不可能な授業の展開。

生徒たちも飽きないわけだ。

 

 

「はい、じゃあ聖書開いて〜今日は新約聖書ルカによる福音書の第何節を読みます〜」という私が想像していた聖書の授業の始め方とは全然違った!

 

そのあと先生は、前回学んだことをみんなとおさらいして(なに話してたか忘れた)、聖書の一部の話が書かれた紙をグループごとに配り、生徒はわちゃわちゃと話し始めました。その紙の内容を要約するみたい。

 

出エジプト記とか、サルゴンの話とか、ノアの方舟の話などなど。

 

それを発表した後、みんなでキリスト教イスラム教の違いを、iPadを使って調べてました。

 

話し合ってーと先生が言うと、みんな床を取りに行きます。笑

みんな床に座って話す方が好きみたいです。

 

椅子に座って机で作業することに慣れてしまっている私にとって、授業中に床に座ったり寝そべりながらグループワークをしている姿は、すごく新鮮でした。

 

楽しく、かつ楽に(姿勢や態度をそこまで強いられることなく)学べる環境って素敵だぁ。

 

 

他のクラスは、ethic(倫理)というクラスでした。他の宗教を信仰している子だったり、特に宗教信じてないよって子のクラスかな。

みんな「MY HERO」について語っていました。

僕のヒーローは、イブラヒモビッチです。とスウェーデンの男の子。

私のヒーローは、マララ・ユスフザイです。とスリランカの女の子。

 

パワポを使いこなしながら、みんなミニプレゼンをしていました。

 

ヒンドゥーのクラス行ってみたかったなぁ…!

 

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図書館。写真の中にいるのはたぶん中学生。中学生以上にも見えるけど…!

広くて、スッキリしてました。

 

 

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視察に受け入れてくださった先生と。

本当にありがとうございました!!!

(私の靴下がすごくダサいのは気にしないでください)

 

 

フィンランドでは、先生になるのはかなり大変。すっごく難しいみたいです。

それだけ高いレベルが求められます。

 

ソ連が崩壊してから、ソ連にかなり頼っていたフィンランドは不況に陥りました。

国をどうにかして立て直さねば…!ということで、フィンランドがお金を投資したのは、人材育成。フィンランドは資源が乏しいので、人が大事な資源。これはスウェーデンでも同じです。国民の数が少ないので、ひとりひとりの力が本当に大事になってきます。そしてまずは教育に投資して、人を育てて、IT産業などを生み出し、国際競争で太刀打ちできるほどの国力をつけようとしました。

 

通信インフラやスマホで有名なノキアは、フィンランドの会社です。

 

教育に投資すれば、国もパワフルになるんだなぁ。

 

 

教育に力をいれている国に行って、ユニークな授業をしている先生の授業に入ることができて、よかったです。

 

 

そして、ゆきな、本当に本当にありがとう。

インターンで忙しい中、時間を割いてくれて、おいしい料理作ってくれて、とってもいい時間を過ごせたよ!

 

ゆきながクラスの生徒みんなから愛されてるのがバンバン伝わってきた1日でもありました!

同じトビタテ生がこうやって頑張っているのを見ると、わああああ私ももっと動こう!!って思わされます。

 

 

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1日の視察を終え、帰るかぁって思った時に、壁に貼ってあったこの紙に気づきました。

 

 

THINK

Is it TRUE?

Is it HELPFUL?

Is it INSPIRING?

Is it NECESSARY?

Is it KIND?

 

これは、本当かな?役に立つのかな?ハッとさせることができるのかな?必要かな?親切かな?って、なにかに疑問を持った時、自分の頭でTHINKすること、大事だなぁ。

 

 

私も、自分の頭でたっくさん考えようと思いました。

日本にいる時、あんまり自分の頭で考えてなかったかもな、と気づいたりもしました。

 

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1日のフィンランドの学校の視察。

いろんなことを学びました。楽しかった。

本とかネットの情報より、こうやって現場に行って得た情報や体験のほうが、自分の体に残るし、パワーになる!

 

 

日記を書いて自分の中で完結させるのではなくて、

こうやってブログに書くことで、

読んでいる方に、少しでも、何かを考えるきっかけを与えられたら、

私は、とってもとっても嬉しいです。

 

 

 

おわり!

フィンランドの学校に視察しに行ってきたよ!完