Canon越しの世界

自分の目とカメラを通して、日常をゆるく発信していきます

明けましたね、おめでとうございます!

2018年ももうすぐ明けましたね。ちょっと遅くなりましたが、おめでとうございます!

 

2017年はどんな1年でしたか!


私の2017年を漢字一文字で表すなら、「涙」です。

ブログを読んでくださっている方はお察しがつくかもしれませんが、いろんな涙を流した1年でした。いろいろやらかし、涙腺が崩壊することも多々あり、涙の量を合計すると数リットルくらいになると思います。

 

ちょうど1年前くらい。

 

スウェーデンに留学している時、パスポートを持たずに、ふらっとスウェーデンからデンマークに出てしまったことがありました。

 

スウェーデンは途中で法律が変わり、出るときはパスポートチェックがないのに、入国にはチェックするようになったんです。

 

リアルにスウェーデンに帰れまてん。です。笑えません。

 

その時私が所持していたのは、ご臨終なさったSIMロックのかかったスマホと、日記帳、いくらかのスウェーデンクローナが入ったお財布、チョコレートのかけら、ガム、それくらいでした。絶望的に、役に立たないものばかり。

 

パニックになりそうだったけど、まずは落ち着いてチョコを食べ、ガムを噛み、深呼吸をしました。

 

フェリーで帰る予定だったのでフェリーの係員に全力で交渉したけど結局ダメで、

大使館行こうとしたけど閉まってるし、

まずスマホが死んでいたので誰にも連絡できない状態でした。

 

人生酸いも甘いもあるけど、これは最強に酸っぱいわぁ…

 

って思いながら、脳みそをフル回転させ、帰るルートを変え、日が沈みかけている中、走って走ってなんかようわからん涙を警察の前で女優のごとくぼろぼろ流して、なんとか生き抜いてスウェーデンに帰ったときから始まり…

(パスポートの大切さを心から感じた瞬間でした)

 

 

誕生日に数え切れないほどのお酒に囲まれ、友達に祝ってもらったとき。

 

海を越えて家族から優しい手紙が届いたとき。

 

日本に帰る飛行機の中で、頬杖をつきながらもくもくの雲を見ているとき。

 

ポーランドバックパッカーホステルで、自分の中の偏見に気づいてしまったとき。

 

エチオピアの空港でわけも分からぬ不安が押し寄せて来たとき。

 

タンザニアの中学校で、生徒たちから最高の笑顔で “I LOVE YOU” と言われたとき。

 

東京の夜に吸い込まれてしまいそうになったとき。

 

なにかを、だれかを、心から好きだと思ったとき。

 

自分が嫌いになって壊れそうになったとき。

 

それでも、支えてくれた人がいると感じたとき。

 

泣いたなぁ。

 

 

涙の温度も、流した場所も、涙越しに見えた滲んだ世界も、全部鮮明に覚えていて、なんというか、泣いているときって何かを繕うこともできなくて、すごく自分の感情に素直になれる気がする。

 

 

嬉し涙とか悔し涙とかそういう名前が付いていない、色んな感情が混ざりあった涙を流した後は、少しだけ、強くなれた気がします。

 

 

今年出会った、大事にしている言葉があります。

 

 

【出会いが世界を広げ、別れが世界を深くする】

 

 

f:id:KanonCanon:20180111142710j:plain

 

別れが嫌で涙が出そうなときも、ありがとうって言えるようになった言葉です。

メモして毎日のようにこの言葉を見てました。

 

2018年もいろんな出会いと別れがあると思うし、たくさん泣くと思うけれど、

自分の世界がぐっと広く深くなってることを感じながら、感謝できる1年にしたいです。

 

2017年、たくさんの素敵な方に出会えたご縁に、まずは心の奥底から感謝!

 

スウェーデンから帰ってきた夏に、帰国報告会を開いたのですが、その時に「ブログを読んでいます!ファンです!」「いつも元気もらっています!会えてよかったです」とおっしゃってくださった方がいて、とーっても嬉しかった。

 

家に帰ってからその嬉しさがぶわぁぁっとこみ上げてきて、ううううーっと泣いたことはここだけの秘密ですが。

 

ブログを通して、こんな出会いがあるんだぁ…この出会い、大事にしなきゃな。と感じました。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

 

みなさんにとって、2018年もワンダフルな1年になりますように🐾

仕事をやめ、人生をかけてミャンマーに飛び込む27歳。

f:id:KanonCanon:20171203181053j:plain

 

その名も、小沼武彦さん。(上写真)

 

私が以前インターンをさせていただいていたe-Educationという団体の大先輩。

お会いした時は、すごいアツい方…!ばりばり働いてるんだなぁ!という印象を受けました。

 

 

そんな彼は、e-Educationの海外インターンメンバーとして2013年にミャンマーに飛び込み、気がつけば2年間休学して(!)現地のプロジェクトに携わっていました。

 

 

当時のブログがこちら!すごいおもしろい。

eedu.jp

 

 

そして、社会人3年目で勤めていたIT系の会社をやめて、今、もう一度ミャンマーに行って、人生をかけた新たなチャレンジをしています…!

 

私はミャンマーには行ったことなくて、あんまりミャンマーの事情を知らなかったんだけども、ぬまさんのクラウドファンディングのページを読んで、現状が分かった。

 

1960年代から始まった軍事政権下で、デモ防止のため情報統制が始まって、今や秘密警察がどこにでもいる状態。

 

自由な発信ができないどころか、情報の信憑性も低くて、厳しい情報統制によって若者の可能性と選択肢が狭まっている。

 

彼のチャンレンジは、ミャンマー情報格差を解消するというものです。

 

私がここに書くよりも彼の文章を読んだ方が絶対いいと思うので、ここのリンクから飛んでください!!

readyfor.jp

 

 

こうやって、自分の仕事をやめてまで、誰かの未来のためにアクションを起こせる人って純粋にすごいなぁと思う。

 

今は現地ミャンマーで、ニーズ調査をしているようです。

ブルーシートを道に敷いて(一見怪しい占い師みたいだけど!笑)、わらわらとミャンマー人に囲まれてニーズ調査を続けているぬまさん、さすが。

 

他にもたくさんの方が彼の考えやパッションに共感して、応援しているのですが、

あと5日で50万円を集めなければいけないらしい!!!

 

こうやって何かにチャンレンジしている人を応援するあたたかい輪が広がったらいいなぁ。と思いながら、爆速でこの記事を書きました。

 

明日も、いい1日になりますように。

 

頑張ってください、ぬまさん!!