不良少女モニカを分析した
レポートが終わったご褒美にKanakoとKatiaとおいしいごはん食べた!
5時間くらいしゃべってた気がする。
声がハスキーボイスになりかけるくらい話した。
レポートのテーマはIngmar Bergman。
彼に関係することだったらなんでもよいと言っていたので、彼の作品 "summer with Monika" を分析して6ページほど書きました。この作品、1953年に作られた映画で、白黒なんだけど、すっごく鮮やかな映画でした。青春をまっすぐ生きる2人の男女の刹那的な夏を描いてます。でもこの映画、当時すごく物議を醸した映画だったんです。なぜかというと、すっぽんぽんになるシーンを含んでいたから。この時代は「そんなハレンチなことありえないよ!?」ってタブー視されてました。公開されたときスウェーデンでもアメリカでも「えぇ〜!?(マスオさん風)」となり、アメリカで最初に公開した映画館の経営者は逮捕されたという…。映画が社会にもたらす影響力、けっこう大きかったようです。
ちなみに日本のタイトルは「不良少女モニカ」。summer with Monika と全然ニュアンスが違う。タイトルからモニカが倫理に反した少女だと察することができます。
現実に突き放された2人を描いてます。
現実を美化することなく、真正面から描いているこの作品は、すごいインパクトがあって奥行きがありました。
ぜひ見てみてね!
スウェーデンに来てから80日目。
レポート疲れたわい!
明日もいい1日になりますように。