Canon越しの世界

自分の目とカメラを通して、日常をゆるく発信していきます

文化を学ぶ方法、いろいろあるね

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今日は授業後に、日本語学科のTAでお世話になっている日本人の渡辺先生のお子さんたちと一緒に、近くの児童館的なところ(教会)に行ってきたよ。


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子どもたちがきゃっきゃと遊び、それを見ながらお母さんとお父さんたちが楽しそうにおしゃべりして。ギターを囲んでみんなで踊ったり歌ったり。フィーカの時間もちゃんとあって、あったかいコーヒーを飲み、さくさくのクッキーを食べました。


男女平等、お父さんもお母さんも育休を取るのが法律で定められているスウェーデン


こういうところに来て、子ども同士が仲良くなるだけでなく、親同士で情報交換できるって、すごい大事だと思った。


スリランカから移住して来た親子に会って、そのお母さんといろいろ話しました。


「ルンド大学に留学したことがあってね。絶対将来はスウェーデンに住みたいと思ってて。子どもが生まれたからこっちに来たの」



スウェーデンの教育制度はやっぱり◎みたい。質が高い上に無料だから、親の収入によって子どもの教育、そして将来が左右されることもない。スリランカにはたまにもどるくらいよって、娘さんを抱っこしながら話してくれました。



あぁスウェーデンに移住したいなぁ。(切実)




渡辺先生が言ってて、ほおおー!と思ったこと。それは、「子どもと一緒なら、たっくさんのスウェーデンの文化を学べる」ということ。



もし日本の文化を知らない人が日本で普通生活していたら、たぶん「冬至にかぼちゃを食べる文化」「1月7日に七草がゆを食べる文化」「さらさらした笹の葉に短冊をかける七夕」を知る機会はあまりない。


それはどの国でも同じだと思うんです。


でも渡辺先生の場合、子どもがスウェーデンの幼稚園で、今日は〇〇という日だから〇〇しましょう(たとえば、10月4日はシナモンロールの日だからシナモンロールを作りましょう!みたいな)イベントなどがあって、ああこの日にはこういうことをする文化があるのね!って知ることができると言っていました。



そういえば幼稚園や小学校ではいろんなイベントがあったなぁって思い出した。かぼちゃのポタージュを作ったり、春の七草を覚えたり、彦星と織姫のお話を聞いたり。小さい頃から生活に織り込まれていた、当たり前だと思っていたイベントは、ひとつのれっきとした「文化」であり、それは簡単にパパッと体験できることではないんだなぁと感じたのであります。


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夜は同じ寮に住んんでるGuillmetteとKimberlyとごはんを作ったよ。米と草を混ぜたやつ!美味しかった!



フランス人は紅茶に牛乳を入れないらしい。エスカルゴも全然食べないらしい。


日本人で寿司好きじゃない人もいるんだよって、寿司食べれない人代表として事実を2人にお伝えしました。びっくりしてたなぁ。




スウェーデンに来てから79日目。


学ぶこと多し。

いろーんな文化、いとおかし。



明日もいい1日になりますように。