祝!100本目の記事!
ブログを書き始めて、7ヶ月くらい経ちました。
そして、これはまさかの奇跡の記念すべき100記事目!やったー
ちょっと写真多めだよ!
絶対三日坊主になると思ってたけど、意外とほそぼそ続いてる…!
自分でもちょっと信じられないや。
最近は書く頻度落ちたけど、書きたいことは山ほどあります。
読んでいる人がいるおかげで、書こうって思えます。
留学終わるまでにあと100本は書きたいねぇ。
暇つぶしに読んでもらえればいいなって思って、
自分の経験を誰かに伝えたくて、
発見したことを忘れたくなくて、
自分の言葉で発信する力をつけたくて、
よ〜し始めてみよ〜うって書き始めたこのブログ。
書いていくうちに、
言葉を紡ぐことの楽しさを覚えて、
それと同時に言葉の限界を感じて、
自分の語彙の少なさに唖然として、
伝わらないときの悔しさと、
伝わったときの嬉しさと、
言語化できないものの美しさと、
自分にしかわからない、自分の中だけにある感覚を、
たーっくさん感じるようになって、
時には考えがまとまったり、
知らなかった自分を知れたり、
見えなかった弱点にぶち当たったり。
とにかく、考える機会が増えました。
ブログを始めてよかったとしか思わないなぁ。
100本目に何書こう…って考えてたら、ブログ書かずに1ヶ月経ってたよ。
親からは「ブログ更新されてないから生きてるのかわからない」と言われた。
時が経つのは本当に早いもので、今日で、日本に帰るまでの日数が120日を切ったんです。戦慄。
自分が、どれだけなりたい自分になれているか、不安になる。
時間を無駄にしてないかな、って心配になる。
季節に置いてかれそうになる。こわい。
今まで感じたことも、もうちょっと時間が経てば、セピア色になっちゃうのかな。
今日、友達といろんなこと語ったあとに見た綺麗な夕焼けも、
昨日、バスを追いかけている私に気づいてバスを停めてくれた運転手さんの笑顔も、
一昨日、アップルパイを上手に焼けたときの素敵な香りも、
全部、いつかは忘れちゃうのかな。
まつげに積もった雪の隙間から見えた景色も、
自転車を漕いでいるときにほっぺで感じた夕陽も、
飛行機の窓から見えるふわふわのうろこ雲も、
新しい街で知らない人と交わした小さな会話も、
心揺さぶられる音楽に出会ったときの興奮も、
言葉も出ないくらいおいしかったごはんも、
全部、いつかは忘れちゃうのかな。
って思うと、こわくて、さみしくて。
バスに乗っている時、涙がこぼれそうになりました。
音楽のボリュームを上げて、視線を窓の外に向けて、唇を噛んだ。
とてつもなく、切なくなりました。
胸が雑巾絞りされているかんじ。
忘れたくないものが、どんどん増えてる。
だから、写真とか言葉で、残しておけるものは、残したいな。と思うようになりました。
写真を見返していると、一瞬を切り取ったものなのに、そこから時間が流れ出す。
ブログを読み返していると、平面に書かれた活字だけど、そこから空間が広がる。
文明ってすごいねぇ!
写真とか言葉で、何かを伝えられる人になりたいなぁ。誰かをインスパイアできるようになれたらなぁ。とも思うようになりました。
日本に帰ったら、周りのみんなはいろいろ始めているんだろうなぁ。
大学3年生だもんなぁ。社会に出るのも意外ともうすぐなのかぁ。
ボスキャリ、ロンキャリ、就活、内定、インターンシップ、って言葉もたくさん聞くようになって、
頭のすみにはずっと日本の生活や社会があって。
ちょっとずつ焦りも感じていました。
私も、何かやらなきゃいけないのかもって。
教育という分野に興味がある私は、どういう形で教育に関わっていくんだろう。
先生になるのか、教育系の民間企業で働くのか、それとも文部科学省とかで教育のカリキュラムを作る人になるのか。
正直、まだわからないです。もしかしたら、全然違うことをしてるかもしれない。
小さいころ、将来は〇〇になりたいって職業を当てはめていたけれど、
めまぐるしく変わっていくこの世の中で将来その職業があるかわからないし、
大事なのはどんな環境でも柔軟に生きていける人間力をつけていくことなのかなぁ。
と、まぁいろんな本に書いてありそうなことですが、そうしみじみ感じています。
スウェーデンに来て、いろーんな価値観に出会って、考えさせられて。
結局人生は何になりたいか、っていう肩書きじゃなくて、
何をしたいか。
何かしたいことがあって、その手段としての、職業、仕事なのかな。
って考えるようになりました。
ある職業に就きたい、というより、
自分の世界が広がることをしたい、好きなことをして生活したい、と思うようになりました。
だから、仕事はころころ変わるかもしれません。
仕事はひとつの手段でしかないのかなぁって、思ってます。
仕事ってそう甘くないよ
世の中自分の好きなことだけで食っていけないよ
って言われそう!
まだ社会の酸いも甘いも噛み分けてない大学生の私が今はこんなことほざいてるけど、数年後にはみんなと同じ黒いスーツを着た一羽になって、なんとなく一応就活して企業に入ったよーん…みたいなことが起こってたら、心の底から笑っちゃうな。
どんなことをしているんだろうなぁ、将来。
進路がぼんやりしてて、予想できなくて、そわそわ焦燥感に駆られるときもあるけど、
人生は、予想以上か、予想外じゃないとおもしろくないよ。
っていう言葉を思い出すと、なんか人生大丈夫!って思えます。
子どもを産んでから、大学に入って、学びたいことを自由に学んでいる人。
学校を中退して日本と韓国で米兵として働いた後に大学に入った人。
アメリカ系の会社に勤めているのが理由で祖国のイランに帰れないというチェコで働いている人。
スウェーデンに来た難民の方にスウェーデン語を教えている70歳の人。
世界を変えたくてカナダからギターを背負って5年間世界を放浪していた人。
フランスから日本に飛んで7年住んで私よりも日本のこと知ってるんじゃないかってくらい日本を知っている人。
離婚してからスイスの山に住み始めて女優として人生を再出発した人。
コソボから来ておいしいバーガーをルンドで毎日作っている人。
オーストラリアでワーホリをしてたら獣医になりたくなってスウェーデンで勉強し始めた人。
いろんな人に出会って、話を聞いた。
いろんな生き方があるんだ。あっていいんだ。って思えた。
自分の世界がウィーンって広がる音がした。
自分の常識がバキバキって壊れる音がした。
(最近少しずつ変わっているようだけど)大学を卒業したあとすぐ社会に出て新卒採用されないと社会から弾かれる、みたいな風潮が、へんてこだと感じた。
バカバカしいねそれ。
誰の人生なのかわからなくなるね。
と言われたこともある。
外に出てみないと、分からないことだったよ。
そうだ、私が尊敬している人から誕生日にいただいたメッセージを、ここにちょっと引用しちゃおう。
”海外留学はやっぱり「非日常」で、それは日本に帰ってきてからの「日常」を変えるためにあるものだから、帰国前にしっかり心を整えて、日本に着いてから新しいスタートが切れるよう準備を始めてみるのはどうでしょう?”
日本に帰りたくなーーい!ってちょっとネガティブだった私にとって、これは本当に必要な言葉だった。
帰国まで、あと120日。
ちゃんと自分の時間を作って、自分と向き合って、心を整えよう。って思えました。
ありがとうございます。
その作業をするのに、ブログはやっぱり一番よき手段です。
日もだんだん長くなってきました。
春も、もうすぐです。早く気温2桁にならないかな。
そちらのほうでは、もうあたたかくなっているのかな。
ぐはぁ、長々と3200字も書いちゃったよ…。
ここまで読んでくれた人、どうもありがとう!
帰国までにあと100記事書くから、ぜひぜひ暇つぶしに読んでみてね!
明日も、いい1日になりますように。
無事に、はたちになれました。
誕生日は1週間以上前のことですが、書いておきます!
たくさんのお祝いのメッセージ、本当にありがとうございました。
ひとつひとつのメッセージを読みながら、その人との時間を思い出して、あったかい気持ちになれました。嬉しかったです。
スウェーデンで迎えた誕生日では、友達とわちゃわちゃして、0:00になった瞬間ハッピーバースデーソングを歌ってもらい、20年前の誕生日にあげた産声みたいな声で泣きまくって、幸せすぎて死ぬ…と思ってたら、知らない間に死んだように眠ってました。
20才になって初めての朝、起きて机の上のワインやケーキやプレゼントを見て、またあたたかい気持ちがぐわぁっとこみ上げてきて、3度寝した…(日曜日でよかった)
はたちかぁ。
どうやったらおとなになれるんだろう。
少しずつおとなになっているのかな。
背伸びしておとなにならなくていいか。
こどもの部分もあるおとなになりたいな。
とか考えてたら、4度寝しそうになった。
私にたくさん影響を与えてくれる人、
いろんな世界を見せてくれる人、
くだらないことで一緒にゲラゲラ笑ってくれる人、
いつも励ましてくれる人…
本当にありがとう。
そして、20年間たくさん愛して私を育ててくれた親に、心から感謝です。
スウェーデンに来て、本当に私は親に恵まれていたんだなぁと実感します。
産んでくれて、育ててくれて、ありがとう。
って直接言えなかったけど、心からそう思ってるよ。
子育てに成功とか失敗とかないと思うけど、
私はこの2人に育ててもらってよかったなぁと思う。
私の親も、私が20歳にまるまでの子育て期間を楽しんでくれていたら、これからの私の成長を楽しみにしてくれていたら、嬉しいなぁ。
私が歩けるようになったとき、
文字を書けるようになったとき、
九九を全部言えるようになったとき、
かけっこで2位になったとき、
受験やめたいって言ったとき、
アフリカに行きたいと頼んだとき、
スピーチコンテストで賞を取れなくて悔し泣きしたとき、
友達とけんかしたとき、
恋が終わったとき、
バイト先に来てくれたとき、
進路に迷ったとき、
スウェーデンの留学が決まったとき。
そばにいてくれて、ありがとう。
褒めてくれて、話を聞いてくれて、一緒に喜んでくれて、涙を拭いてくれて、背中を押してくれて、
ありがとう。
20年間生きてきて、それなりに自分の軸ができてきて、
親を親だけじゃなくて1人の人間として見るようになって。
改めて、人間として好きだなぁと思いました。
誕生日は、プレゼントをたくさんもらってハッピーになる日、です。
20回目の誕生日も、友達からたくさんのプレゼントをもらって、おめでとうって言葉をもらって、嬉しかった。
でも、20回目の誕生日で、
誕生日という日は、自分を育ててくれた親に感謝する日。
そしてそれをちゃんと表現して伝える日でもあるんだなぁと思いました。
はたちになりました、じゃなくて、
はたちになれました、だね。
そう簡単になれるもんじゃない。
何事も当たり前って思っちゃいけないね。
そんなこんなで、はたちになれました。
思うことはたっくさんあるけど、ここらへんで。
これからもどうぞ、よろしくお願いします!
ブログ読んでくれている方、ありがとうございます!!
明日も、みなさんにとって、いい1日になりますように。