Canon越しの世界

自分の目とカメラを通して、日常をゆるく発信していきます

シナモンロールをくわえながら、スウェーデン映画を語る

 

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10月4日。朝。寒い。気温7度。カイロが恋しい。まだ息は白くない。

 

今日は、スウェーデンでは「シナモンロールの日」なんです。スウェーデン語だと、"kanelbullerns dag" :)

 

シナモンロールはコンビニにもカフェにもどこでもあります。ぐるぐる巻きのシナモンロール、とってもおいしくって、コーヒーとよく合います。

 

 

シナモンロールスウェーデンが発祥の地。この日が制定されたのは、1999年なので、けっこう最近できた日なのかな。Home Baking Council (お家でお菓子を作ろう会、的なかんじ!訳し方がわからない。笑) が、創立40年を記念して、自家製のお菓子を愛でる日を探してたらしい。そこで、収穫の時期でもあり、スウェーデンの家庭でお菓子をたくさん作る季節でもある、秋のはじまりにシナモンロールの日を設定したみたい。この日になったら、みんなお家でシナモンロールを作ったり、お店で買ったり、写真をアップしたり、とにかくシナモンロールでいっぱいの1日になるんだよ!

 

 

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私はシナモンロールを作る時間はおろか、優雅にカフェでシナモンロールを食べる暇もなく…。スーパーで買ったチビシナモンロールをくわえながら、大学でパソコンに向かってカタカタとレポートを書いてました。ブログがかなり遅れをとってるわけです。汗

 

 

ギリギリで、レポート書き終えました。

スウェーデンの映画についていろいろ調べたんだけど、ほぇーと思った発見があったのでここに書いとこうかな。

 

 

スウェーデン映画は、1910年代くらいにスウェーデンの映画会社 Svenska Bio ができたことを皮切りに、だんだんポピュラーになっていきました。

 

もちろん映画界でヨーロッパ内の国との競争がありました。そんな中、映画市場でスウェーデンを有利にした理由はなんだと思いますか?

 

戦争です。

 

1914年に第一次世界大戦が始まって、ヨーロッパの多くの国が巻き込まれ、映画にかける資金や材料が足りなくなりました。

 

でも、スウェーデンは中立的な立場をとっていた非参戦国。他の国が戦争しているときに、近代化が進んで農業生産量が上がり、少しずつ生活が豊かになっていきました。それまで(1890年くらにかけて)、貧しさから人口の4分の1がアメリカ大陸に移民として渡ってたくらい、スウェーデンはひもじかったんです。でも生活水準が高くなっていって、余裕が出てきて、そして映画が国民の娯楽になっていきました。

 

 

…こんなかんじで、スウェーデン映画を政治的な視点からうにゃらうにゃらと書きました。戦争に関わらないことが映画の興隆につながるなんて思ってもなかった。プチ発見!

 

 

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エレベーターとか寮の壁に、ある日突然たくさんのコリドーパーティーのお知らせが貼られて、みんなでわいわいします。主催者はパーティ好きなフランス人かスイス人。

 

レポートが終わったあと、寮のパーティに行って、友達に会って、しゃべりまくって、帰りました。

 

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レポート終わったーー!ふっふー!

ご褒美に、明日はコペンハーゲンに行ってきます。

 

おやすみなさい。

 

 

明日もいい1日になりますように。